天気は雨。季節は夏、そして梅雨。
またしてもこの季節がやってきてしまった。私の大嫌いな夏である。
なんたって、体温が普通の人に比べるとかなり高い私はこの季節が苦痛で苦痛で仕方がない。だから日記もこういうグタグタしたものになってしまうのだ。

かといって、冬が好きかと言えばそうともいえない。
夏には夏のいいところがあるのだ。
それは、ビールがうまいということだ。キンキンに冷やしたビールと、軽く凍ったグラス。
ビールと泡を、限りなく8対2に近い7対3の割合で入れる。グビグビ。プハーっ。
別に夏だけのことではないが、やっぱり夏に似合うアルコールである。

一口にビールといっても実はいろいろな種類がある。
つまり、ビール、発泡酒という馬鹿みたいな区切りでなくて、醗酵のさせ方によっての種類である。

日本ではあまり認知されていないかもしれないが、ビールの味にはかなり幅があり、それによってファンとなる層も違う。日本国内で市販されていて、一般的に入手しやすいビールはほとんどが、ピルスナーと呼ばれているタイプのものである。
味はスッキリで飲み心地を追求するとこのタイプになる。

スタウトという名前はもしかしたらある程度認知されているかもしれないが、上面醗酵で作られるビールで、味わいは複雑で濃厚である。こういうタイプは一度クセになるとやめられないタイプが多い。どっしりとしっかりとした味わいで、アルコール飲料という感じがする。

どちらのタイプが優れているというのでもない。ようは好みの問題である。
ただ、日本だとあまり選択の余地がないというのが問題だし、そのそもビールと呼べないような代物が、ビールの代用品として流通しているのも、ビールファンとしては問題であると思う。